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ボランティアのはじめ方

 このページでは、「ボランティア活動をしてみたい!けれど、どうやって始めればいいのかがわからない…。」「ボランティアに興味があるけれど、始める前に何が必要か知りたい。」といった、ボランティアをスタートするための、い・ろ・はの「い」をご紹介します。

ボランティアについて

ボランティアの語源

 ボランティアの語源は、ラテン語「Voluntas(ウォランタス) … 自由意志」と言われています。そこから、フランス語「volonte(ボランテ):喜び、精神」から、英語「volunteer(ボランティア)」と派生し、日本に伝わってきたと言われています(諸説有)
 
 ボランティア活動では、この語源の意味が持つ"自発性・自主性"が、もっとも大切。どんな活動でも、本当はやりたくないけれど…という気持ちがあれば、長期的にその活動をし続けるのは非常に難しく、事故やケガの原因にもなります。
 

ボランティアの4原則

 ボランティア活動を行う上で、大切にしたい4つのことがあります。
 
 ① 自主性・主体性  自分が活動したいと思うものを
 ② 社会性・連帯性  相手と一緒に、仲間と協力して
 ③ 無償性・無給性  見返りの強要ではなく、大切なものを見出す
 ④ 創造性・先駆性  自由な発想で、つくりだす
 
 ボランティアは、強制されることなく、参加者自身の気持ちを積極的に行動に表し、仲間と協力しながら、支えあいの輪を広げ、地域をより良くできる大きな手段の一つです。
 
「ボランティアについて」ページにリンクします

安全な活動のために

活動のポイント

① 身近なこと・興味がある事から、始めましょう!
 短期間の活動よりも、継続できる活動を。
 
② 相手の立場に立ち、一緒に考えながら進めましょう
 for(相手のために)ではなく、with(一緒に)活動先の方や、相手と話せる環境づくりを。
 
③ 約束・秘密を守りましょう
 活動中に見た・聞いた・知ったことは、外部に漏らさない。
 
④ 無理せず、できるな範囲で
 時間・体力・心の無理は、事故の元です。
 
⑤ 仲間や周りの理解・協力を得ながらの活動を
 安全に・楽しく・長く活動するためには、周囲の理解と協力が欠かせません。
 
⑥ 万が一の事故への備えをしっかりと
 保険や、事故時の緊急連絡先・相談先の確認をお願いします。
 
⑦ 笑顔で、活動を楽しみましょう!
 ひとりひとりの笑顔が、相手や仲間を笑顔にします✿
 

ボランティア保険への加入をオススメしています

 安全な活動のために、ボランティア保険への加入をオススメしています。この保険は、ご自身のケガだけではなく賠償責任の補償もあり、さらには往復途上の補償もされています。万が一への備えも、ボランティア活動の一環です。
 
○ ボランティア活動保険
 ボランティア活動中におこる様々な事故に対する備えととして、ボランティアの方々のための補償制度です。
 
○ ボランティア行事用保険
 ボランティア団体やグループが主催となって、地域福祉活動や活動の一環として、行事を行う際の備えとなる保険です。※地域サロン活動の保険は、こちらがオススメです。
 
○ 福祉サービス総合補償
 団体・グループがおこなう、在宅福祉・地域福祉サービスでの万が一に備えた保険です。有償による活動も、対象となります。
 
○ 送迎サービス補償
 ボランティアでおこなう移送・送迎サービスにおいて、利用される方の移送・送迎中の障害事故に対する補償制度です。
 
「ボランティア保険のご案内」ページにリンクします

自己完結と事前の下調べ

ボランティアの基本は、自己完結&下調べ

 特に災害ボランティア活動においては、自分の身の回りに関する手配や準備は、自分でおこなうのが鉄則です。また、自己完結のためにも、事前の下調べが大切になります。
 
 
○ 募集や受け入れをしている活動なのかを、確認しましょう
 施設ボランティアや災害ボランティアなどを行う前には、活動希望先がボランティアの募集・受け入れをおこなっているかを確認しましょう。また、事前の連絡や登録が必要な場合もありますので、ご確認ください。
 
○ ボランティア活動にかかる費用には、自己負担もあります
 ボランティア活動には、交通費や食費・宿泊費等、様々な経費がかかります。依頼者が負担する場合もありますが、特に災害ボランティアでは、ほぼ自己負担になります。どのくらいかかるのか、相手から支給されるのか、事前の下調べや打合せは念入りに。
 
○ 活動に行く前には、しっかりと情報収集を!
 活動先での食事や宿泊地・交通アクセスやその地域の状態、どんな活動が必要とされているかなど、活動についての下調べをオススメしています。また、病院や宿泊地等の代案など、万が一まで考えた備えを。
 
○ 緊急性のない活動は、相手の負担にもなり得えます
 特に、災害時の物資提供や、災害時に募集されていないボランティア活動をする場合、受入先の負担になることもあります。負担が増えることで、本当に必要な支援に遅れが出たり、対応ができなくなることもあります。そのためにも、今何が必要とされているのかを、しっかりと確認してからの活動がオススメです。
 

はじめるまでの流れ

① ボランティアセンターに相談する

 ボランティアセンターでは、相談に関する相談の受付・活動先の紹介・活動までのお手伝いをしています。担当者と話をしながら、ご自身がどんなことに興味があるのか・どんな活動をしてみたいのかを見つけ、活動を探します。

② 直接、活動先に連絡をする

 ボランティアの希望内容や活動先が決まっている場合は、直接希望する活動先に問い合わせをおこない、活動をはじめる方法もあります。ボランティア募集の広報等をしていなくても、受入をしているところもありますが、事前に活動先について十二分な情報収集・確認をしておくことが大切です。

③ 新しくスタートをする

 地域の困りごとや課題は、既存のボランティア活動では解決しない場合が多く、その地域にお住いの方々が協力し、新たな支えあい活動(ボランティア活動)をつくりだしていくことも必要です。また、ご自身の趣味や特技をいかし、活動をしていくためには、ご自身で新しい活動を始めるのも1つの方法です。
社会福祉法人田村市社会福祉協議会
〒963-4111
 福島県田村市大越町
上大越古川97
TEL:0247-68-3434
 FAX:0247-68-3636
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